レバー式や足踏み式は今後消滅!? 電動パーキングブレーキのメリットとデメリット

まとめ

 今後クルマはACCに代表される運転支援システムの装着率がさらに向上し、それに伴いAT車の率も増加するのを考えると、電動パーキングブレーキはますます普及するだろう。

 だがMT車やスポーツ系のクルマでのレバー式のパーキングブレーキのメリットは捨てがたい。この種のクルマにはレバー式のパーキングブレーキのほうが向いているように思う。

GRヤリスで唯一、1.5L+CVTのRSに電動パーキングブレーキが標準装備される。競技で使えるクルマだけに少々疑問符
GRヤリスで唯一、1.5L+CVTのRSに電動パーキングブレーキが標準装備される。競技で使えるクルマだけに少々疑問符

 それだけに全日本ラリーで1.5L以下のAT車が走れるJN6クラスへの参戦も想定されるGRヤリスRSはCVTのみとなる以上に、電動パーキングブレーキとしたのは不可解だ。

 またトヨタランドクルーザーのような本格クロカンSUVはスタックからの脱出などの際に、パーキングブレーキを利用した小技を使うことがあるので、この種のクルマもレバー式のパーキングブレーキを使うモデルが根強く残りそうだ。

レバータイプのパーキングブレーキは減ってきているが、今後もスポーツカーや本格的なオフロードSUVには採用され生き残ると思われる
レバータイプのパーキングブレーキは減ってきているが、今後もスポーツカーや本格的なオフロードSUVには採用され生き残ると思われる

【画像ギャラリー】増えてきているがまだ少数派 電動パーキングブレーキを標準または設定する日本車

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

不死鳥のごとく蘇る! トヨタS-FR開発計画は再開していた! ドリキンこそレジェンドの土屋圭市さんがトヨタのネオクラシックを一気試乗! GWをより楽しく過ごす情報も満載なベストカー5月26日号、堂々発売中!