ホンダ2代目のジレンマと宿命 初代のヒットで変えられない?

 初代モデルの画期的さゆえに、次の2代目のハードルは必然的に高くなる。これはどのメーカーも同じだが、とりわけホンダには「他社と違うコンセプト」で人気を築くモデルが多く、2代目はN-ONEのようにコンサバとなる傾向がある。

 ホンダが抱える「2代目のジンクスと宿命」とは? 過去の例から紐解いていきたい。

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 2020年9月11日に2代目となる新型N-ONEの外観が公表されたが、初代(従来型)にかなり似ている。エンジン、プラットフォーム、安全装備などは、N-BOXやN-WGNと同じタイプに刷新されたからフルモデルチェンジだが、外観の変化はマイナーチェンジと同等だ。

 ホンダの販売店に、N-ONEの外観について尋ねると、以下のような返答だった。

 「いわゆるキープコンセプトのフルモデルチェンジです。外観がほとんど変わらないので、お客様から、これでフルモデルチェンジなの? と尋ねられることがあります」

 「現時点で購入を考えているのは、主に先代型のお客様です。馴染みのある気に入った外観で、内装の質、安全装備、運転支援機能などは大幅に向上するため、歓迎されています」

 「また、RSには新たに6速MTが用意されました。実用的な車内の広い軽自動車で、ターボに6速MTを組み合わせるのはN-ONEだけです。RSはいろいろなお客様から注目されています」

文:渡辺陽一郎/写真:HONDA

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