■3気筒(軽自動車系)編
●松田秀士の3気筒(軽自動車系)ベスト3
1. ホンダ S07B
2. スズキ R06D
3. 日産/三菱 BR06SM21
軽自動車のNAエンジンは組み合わされるCVTやハイブリッドシステムとのコラボによってそのフィーリングはさまざま。評価は乗り手によって印象も変わってくるだろう。ただしエンジンのみを冷静に評価すれば上記のような結果になった。
1位はN-BOXなどに搭載されるホンダS07Bで、CVTとの相性がいい。燃費もしっかりと出る。2位はハスラー、3位はデイズなどの搭載エンジン。
●歴代No.1はホンダS07B(現行N-ONEなど)!
歴代でも現行N-ONEにも搭載されるS07Bが搭載車種を選ばずベストだ。
●片岡英明の3気筒(軽自動車系)ベスト3
1. スズキ R06D
2. ホンダ S07B
3. 日産/三菱 BR06SM21
ハスラーやワゴンRに搭載のR06D型エンジンは軽やかに回り、実用域のトルクも豊かだ。アイドリングストップの作動は滑らかだし、マイルドハイブリッドだから実用燃費もいい。ホンダのS07B型は滑らかさが際立ち、静粛性も高いレベル。BR06SM21型も軽やかに回る。
●歴代No.1はホンダE07A(ビート)!
歴代の最高はビートに積まれたE07A型MTRECエンジン。OHCだが、3連スロットルの採用などにより鋭いレスポンスを実現し、高回転まで元気に回った。
●斎藤 聡の3気筒(軽自動車系)ベスト3
1. ホンダ S07B
2. 日産/三菱 BR06-SM21
3. スズキ R06D
1位はN-ONE搭載のS07B型。純粋にエンジンフィーリングがよく、いかにも精巧で機械としての完成度が高い印象。2位はデイズなどのBR06SM21。Mハイブリッドのメリットをエンジン性能に持ち込んでいる。エンジン質感も普通車並みにいい。3位はハスラーなどに搭載されるR06D。魅力は2位と同じく、Mハイブリッドのナチュラルな実用性の高さ。
●歴代No.1はスバルEN07(R1)!
3気筒ではないが軽ならこれをぜひ推したいので選出! スバルR1のEN07型はスムーズな吹き上がりが印象深く、捨てがたい魅力がある。
■3気筒ターボ(軽自動車系)編
●松田秀士の3気筒ターボ(軽自動車系)ベスト3
1. スズキ R06A-WA05A
2. ホンダ S07B
3. 日産/三菱 BR06SM21
1位はスズキ。最高速120km/hの新東名高速道路をスペーシアカスタムで走行。高速域ではそれほどハイブリッドのモーターヘルプもないはず。しかし振動感も少なくターボもドッカン的唐突感も少なく、スムーズなトルクの盛り上がり。しかも高速巡行で燃費低下せず。いいエンジン。N-WGNなどのS07Bが2位。仕上がりがよくエンジンも気持ちよく感じる。
●歴代No.1はスズキR06A(現行アルトワークス)!
アルトワークスのR06Aには手が入れられていて高回転域のキレがバツグン! しっかり上まで回せるエンジンだ。
●片岡英明の3気筒ターボ(軽自動車系)ベスト3
1. スズキ R06A
2. 日産/三菱 BR06SM21
3. ホンダ S07B
軽量ボディのアルトワークスに組み合わされた専用チューンのR06A型DOHCターボはパワフルで、ターボの稼働もダイレクト感覚だ。日産と三菱が採用するBR06SM21型マイルドハイブリッドは、ターボでありながら実用燃費も悪くない。ホンダのS07B型は滑らかに回り、さえた加速を楽しめる。
●歴代No.1はスズキF5A/F6Aターボ(初代~4代目アルトワークス)!
550cc、660ccともに全域に渡って軽快なスズキのF5A型/F6A型DOHCターボ。アルトワークスは速さと刺激性がピカイチだ。
●斎藤 聡の3気筒ターボ(軽自動車系)ベスト3
1. ホンダ S07A
2. スズキ R06A
3. 日産/三菱 BR06SM21
1位はS660のS07A型。吹き上がりの精巧な感触と、フラットなトルク特性に仕上げたターボの力強さが魅力。
2位はホットモデル=アルトワークスのR06A型。多少くらいのターボラグなど委細かまわず、刺激的なパワーが魅力的だ。
3位はデイズ/eKクロスのBR06SM21型。マイルドハイブリッドを巧みにセットアップして、リッターカー並みの力感を発揮する。
●歴代No.1はスバルEN07X(R1 S/C)!
ここも……どうしても4気筒を推させてください! スバルR1のスーパーチャージャー。厚みのあるトルク特性は1Lクラスの質感があった。
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