2030~2035年にかけて、日本を含め世界的に純ガソリン車の新車販売が禁止されます。そこでこんな時代にこそ、おじさんが最後のガソリン車を選ぶとしたら、どの1台を選んだらいいのか、考えてみた。
文/ベストカーWeb編集部、写真/ベストカーWeb編集部、トヨタ、日産、ホンダ
■おじさんにとってのあがりのクルマ1:「サイバースポーツ」2代目ホンダCR-X
今、50代以上のおじさんにとって、人生あがりのクルマってなんだろうか?
今販売されている新車があがりのクルマに入るのだろうか? もちろん、新車の中にもあがりのクルマの候補車はあるだろう。
でも新車だとつまらないので、ここでは50代のおじさんがまだ若かった頃、18歳から20代にかけて乗ったクルマを挙げてみた。
よく言われるのは50歳になるかならないかの歳頃になると、日本全国を1周したり、昔の趣味を復活したりと、ある変化が生まれるという。
若い頃の趣味を復活させたり、若い時に買えなかったモノを買ったりすることも多い。筆者もそうだったが、20代の頃に乗っていたクルマに乗って、あの頃に戻りたいと思ったことがあった。
そこで今回は50代のおじさんが若かった頃に、みなさんが乗ったクルマをピックアップしていきたいと思う。
CR-Xは当時20代の若者にとって気軽に楽しめるライトウエイトスポーツだった。1983年に登場した初代も印象に残っているが、ほぼ流通していない状態。ホンダ車はボディの耐久性が悪く、10年持たないといわれていたが……。
そこで、まずは流通台数の多い2代目CR-Xを選んだ。2代目CR-Xは「初代の正常進化版」といえるもので、ボディ各部はフラッシュサーフェス化され、そしてワイド&ローにはなったものの、基本的なフォルムは初代を踏襲。
搭載エンジンはD15B型1.5LSOHC(105ps/13.2kgm)と、初代同様のZC型1.6LDOHC(130ps/14.7kgm)の2種類。Siに搭載されたZC型は、型式こそ初代と同じだが、圧縮比のアップや吸排気系の通気抵抗ダウン、ピストンフリクションの低減などが行われている。
そして1989年9月のマイナーチェンジでは、可変バルブタイミングリフト機構「VTEC」を備えたB16A型エンジンを搭載するSiRが登場。
排気量B16A型1.6Lエンジンは、1.6Lで160psという「リッター100ps」を実現し、CR-Xの人気は絶頂を迎えることになったのです。
2代目CR-Xの中古車相場を確認していこう。販売時期は1987年9月~1992年2月。
新車当時の価格は111万~225万円ながら、現在の中古車としての平均価格は243.6万円、価格帯は130万~360万円。価格帯が意外に幅広いのは程度の差が大きいゆえだろう。流通台数は18台だった。
2台のSiRが約360万円という、いわゆる低走行距離のレア車両が見られたため、価格が上昇しているが、グレードごとの位置づけどおりに価格は上昇する。
10万kmを超えても価格はそれなりに高止まっており、オリジナルのVTECを備えるSiRの人気は変わらない。
【画像ギャラリー】おじさんが最後のガソリン車1台を選ぶなら2代目CR-X、スタタボ、R32スカイライン!(7枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方CR-Xに関して。初代はバラードのクーペ版バラードスポーツCR-X。2代目はグランドシビックに対してサイバースポーツCR-X。3代目は初代2代目を踏襲せず迷走したオープンスポーツCR-Xデルソル。ここに掲載されてるのは2代目サイバースポーツ。
間違いの指摘の又間違いの指摘。初代CR-Xはバラードのクーペ版。バラードスポーツCR-X。2代目はグランドシビックに対してサイバースポーツCR-X。3代目は何を思ったか初代2代目を踏襲しないで迷走したオープンスポーツCR-Xデルソル。あまり知ったかすると恥かきますよ(苦笑)
シビックやCR−Xとかスターレットは国内に部品が無いからオススメ出来ません。海外で探す事が多いので外車と同じ覚悟が必要です。
アメリカとイギリス車は比較的に簡単に部品が見つかります。
まぁ、FFならまだ新車でMTは買えるのでスイフトスポーツで十分かと思います。
マツダとスズキは部品が注文しても無い事がありますが再販してくれる事があり。
人気車種でユーザーグループがあれば部品情報が手に入ります。
私なら20ソアラツインターボか70スープラ、それか2代目トランザムかな
CR-Xについて、間違いの指摘。ここで扱われているのは、2代目と3代目で、初代と2代目ではありません。ぼくは、初代と2代目が好みであり、3代目のCYBERナントカは???なので。以上。