【新しい技術がすべて成功するわけではない】世に出るのが早すぎたクルマ4選

 クルマに限らず商品というのは価格と発売するタイミングが重要。どんなに素晴らしいモノでも、市場に投入する時期を誤ると大失敗する。

 よくあるケースその1は、コストとのバランス。新しい技術を開発して優れたクルマはできたのだが、新技術のコストがまだ高い。これをそのまんま価格に転嫁すると、ユーザーは飛びついてくれない。

 そこをぐっと堪えたのが、初代プリウスや初代リーフだ。イノベイティブな商品ほど早く市場に出したいが、初期赤字を我慢してアーリーアダプター層を掴まないと、スタートダッシュでコケやすい。革命を成功させるには、メーカーの財務体力も重要なのだ。

 よくあるケースその2は、ユーザーやマーケットの環境が十分に熟していない場合。これは、その商品が出た瞬間に、ユーザー側が「あっ、こういうクルマが欲しかったんだ!」と気づいて大ヒットする場合もあるのだが、そのタイミングの見極めが難しい。

 ワゴンRやタント、オデッセイ(いずれも初代)のように、ピタッとハマって大ヒットしたクルマもあるけれど、似たようなコンセプトで開発されたものの、人知れず消えていった失敗作も少なくない。

 そういう「世に出るのが早すぎたクルマ」について考察してみよう。

文:鈴木直也/写真:NISSAN、ISUZU、HONDA、SUBARU、SUZUKI、MITSUBISHI


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