まだ14戦中4戦。「夢を語っていい」根拠がある
ここまでくるとどうしても期待してしまうのが「年間ドライバーズタイトル」。いやそんな、いやいやそんなそんな、まだまだでしょ、と思うなかれ。今シーズンの残りは10戦。焦る必要はないが、浮かれる余裕もない。次戦は4月23〜26日のラリー・イスラス・カナリアス(カナリア諸島)。続く第6戦ポルトガルが5月7〜10日。そして日本中のラリーファンが待つラリージャパンが5月28〜31日に控えている。
今季のラリージャパンは例年より早い5月開催に変更された。WRCの慣例では、ラリー序盤に路面を清掃する”掃き役”が首位ドライバーに回ることが多く、ポイントリーダーが不利を被ることがある(例年は秋開催でコースに落ち葉が多かった)。しかし今季のカレンダー構成は、その不利を和らげる設計になっている。首位に立った勝田が、即座に構造的不利地獄に叩き込まれるわけではない。
「日本人ドライバーがWRCチャンピオンになる」という言葉は、長い間、夢物語として語られてきた。だが第4戦終了時点で首位に立ち、2連勝中で、チームオーダーなしで戦える今、その言葉の重さが変わった。まだ王者ではない。だが、もう”夢物語”でもない。
勝田貴元選手は「日本人初のWRCドライバーズランキング首位」ということで、歴史に名を刻んだ。そしてそれはまだ道の途中ともいえる。2026年シーズンは、ここからが本番だ。
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