■垣間見えた『マッチ』としての顔
会見は、豊洲PITでの全国ツアー「MasahikoとYoshio Live Tour 2021-2022」の最終公演初日の開演前に行われ、マシンはそのエントランスホールに展示された。
この後3月5日から鈴鹿サーキットでファン感謝デーと、合同テストが行われるため、マシンは鈴鹿に移動しなくてはならないところを、近藤監督の希望で御殿場から東京の同会場を経由。
コンサート中に搬出し鈴鹿へ持っていくハードスケジュールだが、ファンを喜ばせると同時に、スーパーフォーミュラを知ってもらいたいという近藤監督の思いが感じられた。こういう気遣いはさすがのエンターテイナーだと実感するところ。
ちなみに、珍しく青いジャケットを着て登場したことについて、司会から聞かれた近藤監督。「前日に記者会見何を着て行ったらいいかと洋服屋で悩んでいたら、たまたま青があってちょうどいいな」と思い購入してきたたそうだ。
後半には、ギタリストの野村義男さんが登場。カメラマン席から記者に紛れて登場した野村さんは、「こんな近くで見るのは初めて」と間近で見るマシンを、童心のごとくスマホで写真を撮りまくり!
近藤監督にとって、野村さんは「同級生であり、兄貴であり、時には弟でもあるなくてはならない存在」であるとし、2人でアンベイルされたばかりのマシンをバックに、7月19日から3日連続で、大阪、東京、名古屋で「バースデイ・バッシュ」と題したライブを開催することを発表した。
近藤監督からマッチへと変身した瞬間もあったが、絶好調の全国ツアー同様にスーパーフォーミュラ、そしてスーパーGTもノリノリで進むことを期待したい!!
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