【速報&スクープ】カワサキZX-6Rがリニューアル! ライバルのCBR600RR最新動向はいかに!?

デザインはZX-10Rのイメージを色濃く注入

モノフォーカスLEDに加え、深く設置されたリフレクターが陰影を強調し、精悍な表情を見せる。ウインカーは従来型ではサイドパネルにビルトインされていたが、新型ではヘッドライト横に移設
モノフォーカスLEDに加え、深く設置されたリフレクターが陰影を強調し、精悍な表情を見せる。ウインカーは従来型ではサイドパネルにビルトインされていたが、新型ではヘッドライト横に移設

 外観はアッパーカウルが小型化され、引き締まった小顔に。2眼ヘッドライトはよりエッジの立った形状に変更され、最上級モデルZX-10Rのイメージが濃くなった。従来サイドカウルにビルトインされていたフロントウインカーはヘッドライト脇に内蔵される。

 さらにサイドパネルはより複雑なレイヤード(積層)構造となり、ダウンフォースを生みだすウイングレットの機能を持つ。なお、横から見るとカウル面積が減り、エンジンがより露出している。

 スクリーンも新形状だ。ZX-10Rと同様、フロントカウルがスクリーン側面をサポートする形状で、両サイドの穴によりスクリーン後方の圧力上昇を緩和。高速走行時の乱流を軽減してくれる。

 そしてカワサキが積極導入しているカラーTFT液晶メーターを採用。新たにスマホ連動機能も獲得した。

 なお今回、USカワサキは国内で4月に発売されたエリミネーター(400)の451cc版も発表。ホンダのレブル500と真っ向ライバルとなるが、国内入荷は不明だ。

20周年のCBR600RRが鈴鹿8耐で大々的に新型発表か?

今や貴重なセンターアップマフラーを備える現行型CBR600RR。2022年11月から全面適用された国内の排ガス規制に適用しておらず、このままでは生産終了になってしまうが、新型が登場する!?
今や貴重なセンターアップマフラーを備える現行型CBR600RR。2022年11月から全面適用された国内の排ガス規制に適用しておらず、このままでは生産終了になってしまうが、新型が登場する!?

 もう一方の雄、CBR600RRに関する独自情報もお届けしよう。

 2016年の生産終了を経て、2020年にフルチェンジで復活。先代モデルをベースにIMU連携のABSやトラコン、ウイングレットなどを装備した。排ガス対応は当時の平成28年度規制(ユーロ4)で、欧州では販売されず、国内にのみ設定。当初から次期規制の令和2年度規制(ユーロ5)には対応しないとの噂があった。

 ところが、デビュー20周年を迎える2023年内に新型が登場する模様。8月4日~6日に開催される鈴鹿8耐会場で、レースファンを前に新型を発表する可能性が高いようだ。

 詳細は不明で、20周年モデルが設定されるかは不明。また、外観は変わらず、エンジン内部などを変更し、規制に対応するとの情報もある。もし20周年を祝うモデルが設定される場合、初代の2003年型カラーを復刻する可能性もあるだろう。

 その根拠は、兄貴分のCBR1000RR-Rが30周年を迎えた2022年に、初代CBR900RRをイメージした記念車が設定されたからだ。

 いずれにせよZX-6RとCBR600RRが規制をクリアし、当面走り続けることはファンにとって朗報だ。軽さとパワーを両立した600SSは、リッターSSよりずっと身近な存在。250からリッタークラスのレースにステップアップするライダーにとっても必要なモデルだ。ジャンル消滅の危機にありながら、何とか粘って存在し続けてほしい!

【画像ギャラリー】新型ZX-6Rの詳細とCBR600RRスペック比較を見る!(14枚)画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

不死鳥のごとく蘇る! トヨタS-FR開発計画は再開していた! ドリキンこそレジェンドの土屋圭市さんがトヨタのネオクラシックを一気試乗! GWをより楽しく過ごす情報も満載なベストカー5月26日号、堂々発売中!