ヤリス、ライズ、フィット… 根強い人気の5ナンバー 今お薦めの最新モデル10選


■5ナンバーのギリギリサイズ『ミニバン』

 ミニバンは大半の車種が国内向けに開発されるから5ナンバー車が多い。日産「セレナ」、ホンダ「ステップワゴン」、トヨタ「ノア&エスクァイア」の標準ボディは、全長が4.6mを超えるミドルサイズながら、全幅は1695mmだから5ナンバー車になる。ヴォクシーは5ナンバー車を廃止して、エアロ仕様の3ナンバー車のみになった。

 トヨタ「シエンタ」とホンダ「フリード」は全長が4.3m以内に収まる。商用車をベースにした3列シート車の日産「NV200」も4.4mだから、多人数乗車と運転のしやすさを両立している。

 これらのなかで最も推奨度の高い車種は「セレナ」だ。3列目がスライドするXVとGグレードなら、3列目の足元空間は5ナンバーサイズのミニバンで最大級になる。荷室も広く、リアゲートは上側だけを開閉できるから狭い場所でも荷物を出し入れしやすい。運転支援機能のプロパイロットもオプション設定され、ステアリングやペダル操作を軽減できる。衝突被害軽減ブレーキは、2台先を走る車両も検知するから事故防止の効果が高い。

【BEST 1】日産「セレナ」、価格257万6200〜392万7000円。全長4685×全幅1695×全高1865mm(e-POWER XV・FF)

 2位は「ステップワゴン」だ。低床設計の効果もあり、全高が1800mmを超えるミニバンでは走行安定性が最も優れる。主力グレードのリアゲートには縦長のサブドアが内蔵され、狭い場所でも開閉できて乗員の乗り降りも可能だ。運転支援機能も採用した。

 3位は「ノア&エスクァイア」。歩行者検知の可能な衝突被害軽減ブレーキは備わるが、運転支援機能は採用されない。その代わり3列目シートがレバー操作だけで跳ね上がるなど、シートアレンジの使い勝手は高い。

【BEST 2】ホンダ「ステップワゴン」、価格271万4800〜444万9500円。全長4690×全幅1695×全高1840mm(EXホンダセンシング)
【BEST 3】トヨタ「ノア」、価格258万7200〜337万9200円。トヨタ「エスクァイア」、価格296万3400~337万9200円。全長4695×全幅1695×全高1825mm(ノアG・FF)

■今や絶滅危惧種になっている『セダン&ワゴン』

 かつて国内販売の主役だった5ナンバーセダンは、車種数を激減させた。トヨタ「カローラ」の継続生産型になる「アクシオ」と、2007年に発売された設計の古い「プレミオ&アリオン」しか選べない。5ナンバーワゴンも少数派で、「先代フィット」をベースに開発されたホンダ「シャトル」と、カローラの継続生産型になるトヨタ「カローラフィールダー」のみだ。

 そのなかでお薦め1位は「シャトル」。発売は2015年だが、5ナンバーサイズのセダン&ワゴンでは設計が最も新しい。車間距離を自動制御できるクルーズコントロール、車線に沿って操舵を支援する機能も備わり、設計の古さを感じにくい。燃料タンクを前席の下に搭載して空間効率も優れ、後席の足元空間はミドルサイズワゴン並みに広い。全高は1545mm(2WD)あって荷室容量も大きい。

【BEST 1】ホンダ「シャトル」、価格180万8400〜277万2000円。全長4440×全幅1695×全高1545mm(ハイブリッドZ ホンダセンシング・FF)

 次点は「カローラフィールダー」。シャトルは空間効率が高い代わりに、外観もズングリと見えてミニバン風だが、カローラフィールダーはワゴンらしくスマートだ。発売が2012年だから、各種の機能に設計の古さが散見されるが、外観や雰囲気にはシャトルとは違う魅力がある。

【BEST 2】トヨタ「カローラフィールダー」、価格181万8300〜228万1400円。全長4400×全幅1695×全高1475mm

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