ホンダeオーナーが激白! EVの航続距離は何kmだったら満足するのか

■これからEVは二極化! 1充電あたりの航続距離は500kmが当たり前の時代!?

 これからEVは二極化が進むはずだ。1つは大容量バッテリーを積み、航続距離を延ばしたEV。今までの内燃機関と同じ感覚で乗れ、痛快な加速や群を抜く静粛性なども味わえる。

 安心して1充電で400km以上を走ることができ、それなりの価格であれば飛びつく人は少なくないはずだ。次、またはその次の愛車にEVを考えている人は意外に多い。不安要素が減れば、目を向けるだろう。

 もちろん、充電インフラの整備は最低の条件だ。バッテリー容量が増えれば満充電まで時間がかかるから、駐車場に充電器を設置したり、充電ケーブルを廃した非接触充電システムの導入が急務になる。

 1充電で電力量の残りを気にしながら不安なく乗ることができるEVは、欧州ではWLTPで1充電あたりの航続距離が400~500kmあたりがスタンダードになってきているし、あと数年もすれば500kmオーバーが当たり前の時代になってくるだろう。

上海ギガファクトリー製のモデル3、2021年モデル。モデル3スタンダードレンジプラス(RWD)はこれまでの511万円から82万円値下げされて429万円。WLTP航続距離は448km、最高速度は225km/h、0~100km/h加速は5.6秒
上海ギガファクトリー製のモデル3、2021年モデル。モデル3スタンダードレンジプラス(RWD)はこれまでの511万円から82万円値下げされて429万円。WLTP航続距離は448km、最高速度は225km/h、0~100km/h加速は5.6秒


■主なEVのバッテリー容量と1充電あたりWLTCモード航続距離&価格
・レクサスUX300e/54.4kwh/367km/580~635万円
・日産リーフS/40kWh/322km/330万3300円
・日産リーフe+X/62kWh/458km/423万9400円
・日産アリアB6 2WD/66kWh/450km/660万円、B9 2WD/91kWh/610km/740万円、B6 4WD e-4ORCE/66kWh/430km/720万600円、B9 4WD e-4ORCE/91kWh/580km/790万200円 ※すべてリミテッド仕様
・ホンダe/35.5kWh/283km/459万円、ホンダeアドバンス/35.5kWh/259km/495万円
・マツダ MX-30 EV/35.5kWh/256km/451万~495万円
・メルセデス・ベンツEQC400 4MATIC/80kWh/400km/895万円
・メルセデス・ベンツEQA250/66.5kwh/422km/640万円
・アウディe-tron50/71kwh/316km/933~1108万円
・アウディe-tron GT/93kwh/534km/1399万円 2021年秋発売
・BMW ix3/80kWh/460km/2021年中発売
・BMW i4 M50/83.9kWh/510km/予約受注開始、2022年春発売
・BMW i4 eDrive40/83.9kWh/590km/予約受注開始、2022年春発売
・BMW ix xDrive40/76.6kWh/327~425km/ローンチエディション1155万円
・BMW ix xdrive50/111.5KWh/549~630km/ローンチエディション1373万円
・ジャガーI-PACE SE/90kWh/438km/976万円
・テスラモデル3 スタンダードプラス/55kWh/448km/429万円、ロングレンジ/75kWh/580km/499万円、パフォーマンス/75kWh/567km/717万円
・テスラモデルS Plaid/637km/1599万9000円、ロングレンジ/652km/1119万9000円
・テスラモデルX Plaid/547km/1499万9000円、ロングレンジ/580km/1219万9000円
※テスラはWLTPモード

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