EVないけど本当に大丈夫!? スズキがインドで描くEV勢力図と日本市場の今後


 スズキといえば安くて質の高いクルマ作りをしているメーカーとして、多くの支持を集めるメーカーだ。特に軽自動車では商用車も含めて、長年の軽自動車生産のノウハウが生きた名車が多い。

 そんなスズキだがマイルドハイブリッドこそ目にするものの、BEV(バッテリー式電気自動車)が存在しない。いったいこのままでスズキは大丈夫なのかと心配するファンも多いことだろう。

 しかしスズキにはしっかりとしたプランがあった。それはスズキの第二の母国ともいえるインドにあるという。

著者:渡辺陽一郎
画像:SUZUKI

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■各自動車会社の電動化に比べてスズキは…?

インドでEV工場の整備などをスズキは着々と進めている(画像はグジャラート工場)

 最近は地球温暖化対策を主な目的として、電気自動車の発売や商品計画の発表が続いている。トヨタとスバルは、電気自動車のトヨタbZ4Xとスバルソルテラを発表した。日産も遅ればせながらアリアの販売を開始している。日産と三菱は、軽自動車サイズの電気自動車も改めて開発して、発売を控えている。

 今後の計画として、トヨタは2030年までに、世界で350万台の電気自動車を販売するという。日産は2030年代の早い段階で、主要市場における新型車をハイブリッドを含む電動車に置き換える。ホンダは2040年にエンジンを全廃して、電気自動車や燃料電池車にする目標を掲げた。

 このように各社が電気自動車への意欲を見せる一方で、大人しい印象を受けるのがスズキだ。マイルドタイプを中心に、軽自動車やコンパクトカーのハイブリッドは用意するが、今のところ電気自動車は設定していない。

次ページは : ■インドとトヨタと協業関係にあるスズキ

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