■手で縫って、削る。超高級車の世界をのぞいてみた。[ベントレーの場合]
超高級輸入車の手仕事の世界はどうなんだ、とベントレーに取材してみたら、まさに“手仕事の宝の山”状態。広報担当はこう話す。
「ミュルザンヌ、コンチネンタルGTなど、ほとんどのモデルが手作業で作られる部分が多いです。シートや車内パネル向けなどの本革や木材などの選別、加工、組み付けまでを手作業でやっていますね。工場に入ると、生地を縫うためのミシンが60台ほど並んでいたりして、一見クルマの工場には見えないエリアもあります(笑)」
例えば本革、各モデルで平均400ピースも使われており、専門職人がいるという。縫製に携わる熟練職人は24名おり、左上写真のように手縫いでステアリングに本革を貼り付けていくのもお手の物。
また、内装の木目担当には職人が80人おり、ウッドパネルの磨きなども手作業で行なうそうだ。ベントレーは想像以上に手仕事が盛り込まれている!
(写真、内容はすべてベストカー本誌掲載時のものです)
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