シビックタイプRはこれが最後? 今後の行方は?
現在、日本で売られているシビックは、ハッチバックとタイプRがイギリス製、セダンは日本の寄居工場製だ。タイプRは、歴代モデルの多くがイギリスで生産されてきたという歴史をもっている。
しかし、イギリスがEUから離脱する影響を受け、イギリスに工場を持つ各自動車メーカーは、イギリスから離れる算段をしており、ホンダも2021年いっぱいで英国工場を閉鎖する方針を発表している。
関係者によると、「FK8型シビックタイプRは最後まで英国工場で作る計画」だという。ということは、必然的に、さらに次の改良モデルを開発して発売するほどの時間的余裕はなく、本モデルがイギリス製「FK8型シビックタイプR」の最終仕様となるのは濃厚だ。しかしタイプRはすでに完売、泣いて悔しがるしかない。
次期型タイプRの可能性について、開発主査の柿沼氏に尋ねてみたが、もちろんノーコメント。次のモデルがあるのか、あるならばいつになるのか、ハイブリッドになるのか、現時点では臆測の範囲を出ないのだが、今後もシビックブランドが続いていく限り、何らかの形で、タイプRが出てくるのは間違いないはずだ。
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