■大きく進化したプロパイロット
先進運転支援システムのプロパイロットも大きく進化した。システムが先行車両を検知し、一定の車間を保って追従走行してくれるのはこれまでどおり。
コンパクトカーの同種の機能は、車間が開くとエンジンをうならせて加速し、車間を詰めようとしがちだが、ノートはモーター駆動で変速もないので、うなりを上げることなく車間をキープしてくれるのがスマートだ。
車両が車線の中央を維持すべくステアリング操作をアシストしてくれる機能についても、早くからプロパイロットを実装している日産車には一日の長がある。アシストがベテランドライバーのようにさりげないのだ。
映画『ゴースト』でデミ・ムーアの陶芸作業を、幽霊となったパトリック・スウェイジが背後からそっと手を添えて手助けするあの感じ。古過ぎてわからない? 若者はググってくれ。
首都高の曲率のきついカーブを走行中、設定した速度よりも自動的に速度が下がった。新機能のナビリンクだ。プロパイロットとナビの地図データが連動し、カーブの手前で車速を下げてくれ、通過後は自動的に設定速度に戻ってくれるからありがたい。
新型ノートは最大の武器であるe-POWERとプロパイロットを大幅に進化させながら、スタイリング、質感、動力性能、快適性、安全性……etcつまりは全方位的に脱コンパクトカーレベルとなった。でもお高いんでしょう?
いえいえ、電動化比率を高める日産の方針に従い純内燃機関車を廃止したぶん、スターティングプライスは上がったが、装備が同等となるライバルの上級グレードと比較すれば大きな競争力をもっていることがわかる。やったな日産!
■360度セーフティアシスト先進安全装備はライバルを圧倒
ナビリンク対応となり、緊急停止支援機能も付いた新型プロパイロットに加え、さまざまな先進安全機能が装備された新型ノートは魅力たっぷり!
コンパクトカーとは思えない快適性と安全性には驚くばかり。詳しくは下の国産コンパクトカーとの比較表をご覧になってほしい。
コメント
コメントの使い方