■KINTO Unlimitedはアップグレードとコネクティッドで「クルマの価値」を守る!
この進化版となるKINTO Unlimitedは、これまでのKINTO ONEに「進化」(アップグレード)と「見守り」(コネクティッド)を加えた新しいサブスクリプションサービスだ。具体的にはこのふたつを加えることで、クルマの価値を維持してその分をあらかじめ月額利用料の引き下げに充てている。
KINTO Unlimitedはソフトとハードの両面から「進化」(=アップグレード)を展開する。ソフト面では「OTA」(Over The Air)を通じたソフトウェア更新により、衝突被害軽減ブレーキを含めたToyota Safety Senseをその都度、最新のものに進化させていく。費用についてはサブスクでの月額利用料に含まれるため、ユーザーの追加負担はないのだが、これはトヨタ初の試みとなる。
続いてハード面のアップデートは、こちらはユーザーが契約したクルマ、つまり新型プリウス1.8Lハイブリッドの「U」にはあらかじめ「アップグレードレディ設計」を施しているため、ユーザーニーズに合わせたハードの装備や機能の後付けが可能なのだ。
このアップグレードレディ設計は配線の調整やセンサーの取り付けなどといったアップグレードのために必要な施工作業の大部分をクルマ側にあらかじめ織り込んでおくことで実作業の簡素化を可能とさせる設計。例えば、ブラインドスポットモニターの場合は従来13時間かかった作業時間が3時間に短縮できる。これもトヨタ初の試みとなり、アップデートを前提にした開発がされていることは極めて異例と言えるだろう。
ハードのアップデートは2023年年央から始まり、ブラインドスポットモニターやパノラミックビューモニター、ステアリングヒーターなどからラインナップされるという。今後登場予定の装備や機能などもその都度つけられるようにアイテムは拡充されていく。
続いてふたつ目の「見守り」(=コネクティッド)。これはトヨタのコネクティッド技術を使ってユーザーのデータを収集し、分析することから始まる。メーカーならではの幅広い観点から通常のドラレコでは取れないような安全でエコな運転アドバイスが受けられることがポイントになる。
また、「コネクティッドカーケア」としてエンジンオイルの劣化の度合いにも注目。クルマの使い方は人それぞれ違いが出るため、一律で皆が同じタイミングでオイル交換を実施するのは無理がある。そこで、そのやり方を変えてユーザーごとに最適化されたメンテナンスタイミングが提案されるのがコネクティッドカーケア。つまり、従来からのメンテナンスの概念が変わるということだ。
なお、アップグレードとコネクティッドの提供開始に向けて2023年2月をめどに、KINTO Unlimited専用アプリを公開する予定だ。
いずれにせよ、KINTO Unlimitedは新しい先進技術を使って「クルマの価値を守る」という発想自体が斬新だ。今回のこのサービスを始めるためにトヨタ自身がクルマ作りを変えてきたことで、その本気度が伺い知れる。
■どの世代にも響く、「新型プリウスをサブスクで乗る魅力」
さて、新型プリウスはどの世代にも魅力的なモデルとなっているようで、ベストカーWeb編集部でアルバイトとして働きながらロードスターパーティレース(2022年第3戦で5位入賞の実績)にも参戦している20代のクルマ好き、尾崎俊介君も新型プリウスが気になっているようだ。
「ボクはふだんスポーティなロードスターでレースに出ていますが、ふだん気軽に使えるクルマとして新型プリウスはめちゃくちゃ注目しています。だって、単純にカッコいいじゃないですか。それにボクのようなまだまだ収入面で厳しい若者でも月額1万6610円で新型プリウスに乗れるなら充分払っていけますし。何かとレース費用がかさむボクにもKINTO Unlimitedはピッタリの選択です」
原材料価格や物流費の高騰が続くなか、あらゆるモノの値段が上がっている現在。2022年10月に続き、2023年2月以降もさらなる値上げの波が待ち構えている。そんななか、クルマとて状況は同じで各社の新車価格は値上げの方向で改定されている。こうした状況だからこそ、新型プリウスをサブスクのKINTO Unlimitedで乗る意味合いがクローズアップされてくるに違いない。
※KINTO Unlimitedの詳しい内容についてはKINTOのホームページでご確認ください。
https://kinto-jp.com/lp/prius/
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