2024年6月28日に発売され、「日本カー・オブ・ザ・イヤー2024-2025」を受賞し、ホンダの稼ぎ頭となっているフリード。そのフリードのe:HEVモデル(ガソリン車を除く)が16万5000円の値上げとともに一部改良が行われた。どんな内容なのか見ていこう。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ホンダ、ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】16万5000円値上げされたフリードの一部改良モデルってお買い得なのか?(5枚)画像ギャラリー■発売約半年あまりで一部改良と値上げ
2024年6月28日に発売されたフリード。2024年の暦年新車販売台数は発売後6カ月間で8万5638台、登録車5位とホンダで一番売れたクルマとなっている。
そのフリードを一部改良するとともに、原材料価格や物流費などの世界的な高騰に伴い、e:HEVモデルの価格を一律16万5000円値上げし、2月6日に発売する。
さらに今回の一部改良では、e:HEV車の全モデルを対象に、従来のアクリルメラミンクリア素材から、ボディの艶感が増し、耐久性は従来と比較し1.5倍以上向上するクリア素材へ変更。このクリア素材はすでにシビックRSにも採用されている。
また、現在AIR EX、CROSSTARの6人乗り仕様において設定可能なメーカーオプションの一部安全装備・運転支援機能について、ユーザーからの要望を踏まえて、AIR EX、CROSSTARすべてのタイプとスロープ仕様車に適用可能範囲を拡大し、より選択の幅を広げた。
なお、選択できるようになったメーカーオプションの一部安全装備、運転支援機能は、アダプティブドライビングビーム、後退出庫サポート、マルチビューカメラシステム、LEDアクティブコーナリングライト。
フリードe:HEVの新価格はエントリーモデルのe:HEV AIRは285万7800円から302万2800円となり、今回の値上げで200万円台のe:HEVモデルがなくなってしまった。ただし、ガソリンモデルはAIRが250万8000円、AIR EXが269万7200円、クロスターが281万2700円と価格据え置きとなっている。
■フリード価格(FF)※従来モデルより16万5000円アップ
e:HEV AIR(6名)=302万2800円
e:HEV AIR EX(6名)=325万3800円
e:HEV AIR EX(7名)=344万3000円
e:HEV クロスター(5名)=332万7500円
e:HEV クロスター(6名)=337万1500円
e:HEV クロスタースロープ=344万5000円(消費税非課税のため15万円アップ)
※ガソリンモデルは従来から価格据え置き、AIRの250万8000~クロスターの281万2700円まで
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