■好条件で買うための商談ポイント
年度末商戦となると、購入希望車を全国の複数の客同士で奪い合うになることが珍しくない。単にディーラーがストックしている在庫車だけでなく、人気車の人気仕様は“見込み生産”として、先行生産しているので、見込み生産車も全国の希望客で奪い合いになるのである。そのため、商談中として2~3日当該車両を押さえ、その期間内で結論を出す、“即断即決”が求められるのである。
即断即決するためには、事前にメーカーウェブサイトにて見積りシミュレーションなどで、予算を組んでから商談に臨んでもらいたい。
そして、無理な数字でいいのだが、ローンを利用する人は月々の支払い額、現金一括なら支払い総額をベースとして、「希望額になるなら買う」とセールスマンに伝え結果を見て、最終調整するなりして結論を出してほしい。
(TEXT/小林敦志)
【番外コラム】トヨタ系列店は「2021決算総力祭」を実施!
トヨタ系列店の多くは、3月末まで首都圏を中心に「2021決算総力祭」を実施。GRヤリス、ヤリスクロス、軽自動車、商用車を除く車種の新車を成約すると、トヨタ純正販売店装着オプション10万円分をプレゼントするのに加えて、用品など3万~7万円の割引セールを行っている。
実際はこのほか車両本体値引き、下取り車の買い取り額上乗せなどもあるので50万円程度のオプション&付属品を装着した場合の総値引き額は40万円以上に達しているケースもある。
(TEXT/遠藤徹)
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