“原点”たるスバル360に続くのは? 62年目スバルの殿堂入りモデル20車を決める

■第7位 アルシオーネSVX(1991年)

第7位 アルシオーネSVX(1991年)

 ジウジアーロによる特徴的なデザイン。サイドウィンドウは途中から開く形状。フルタイム4WDのスタビリティ高い走りは高評価。

■第8位 初代アルシオーネ

第8位 初代アルシオーネ

 1985年登場。クサビ形のフォルムは前衛的で、インパクトバツグンだった。水平対向4気筒1.8Lターボは120ps/18.2kgmを発揮した。

■第9位 初代フォレスター(1997年)

第9位 初代フォレスター(1997年)

 初代インプレッサとプラットフォームを共用するSUV。比較的低い全高と、低重心プラットフォームによる操縦性はSUVらしからぬものだった。

■第10位 初代レオーネ(1971年)

第10位 初代レオーネ(1971年)

 1971年のデビュー当初はクーペのみ。ff-1の販売終了に併せてセダンやワゴンなどのバリエーションを増やしスバルの基幹モデルとなった。

【画像ギャラリー】360はやはり原点にして絶対!!! ならば以下に続くクルマたちは? スバル“殿堂入り”20車をギャラリーでチェック!!!

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■1500 360 1000 航空機メーカーが注いだ「個性」の系譜(松田秀士が選ぶ10台)

 1位スバル360、2位スバル1000、6位スバル1500と、航空機メーカーという成り立ちゆえ、自動車作りへの個性がつぎ込まれた印象を強く受けるモデルだ。3位アルシオーネは2ドアクーペとしてのスタイリングが水平対向エンジンによる薄いフロントセクションを達成した印象的モデル。

 5位フォレスター初代はスバルSUVの原点。INDY24時間速度記録を樹立。7位ディアスワゴンは後輪駆動のRRでスーパーチャージャーまで採用していた個性派。極端なキャビンフォワードとRRによって広大なキャビンを実現。8位インプレッサは今日のWRXに繋がるシンメトリカルAWDの礎を築いたモデルだ。9位レガシィ初代は24時間速度記録を樹立するなど、4WDスバルのひとつの方向性を決めたモデルといえる。

1位…スバル360
2位…スバル1000
3位…初代アルシオーネ
4位…現行型WRX STI
5位…初代フォレスター
6位…スバル1500
7位…ディアスワゴン
8位…2代目インプレッサ
9位…初代レガシィ
10位…初代R-2

■スバル360は20世紀の傑作(片岡英明が選ぶ10台)

 モノコック構造の軽量設計で、4人が無理なく乗れるスバル360は20世紀の傑作。スバルのモノづくりの原点で、デザインも愛らしい。レガシィは今につながるスバルの最初の作品で、4WDターボのツーリングワゴンも一時代を画した。水平対向4気筒エンジンにFF方式のスバル1000も忘れえぬ1台だ。乗用4WDを身近にしたレオーネエステートバンも秀作。

 1990年代からWRCを席捲したインプレッサのWRXシリーズもスバリストを感動させた。グランドワゴンは、クロスオーバーSUVの先駆けとなった意欲作だ。アルシオーネSVXも独自の世界観を持つスポーツクーペである。ヴィヴィオは4気筒エンジンに4輪独立懸架の贅沢な軽自動車だ。走りのよさが光った。

1位…スバル360
2位…初代レガシィ
3位…スバル1000/ff-1
4位…初代レオーネ
5位…初代インプSTi
6位…レガシィグランドワゴン
7位…アルシオーネSVX
8位…ヴィヴィオ
9位…初代ジャスティ
10位…初代サンバー

次ページは : ■360は文句なしのレジェンド!!(国沢光宏が選ぶ10台)

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