VW、ベンツ新車が2020~22年に続々上陸!! 有力新型輸入車全情報

メルセデス・マイバッハGLS600:予想導入時期/2021年夏

繊細なピンストライプ風のフロントグリルがマイバッハの血統を伝える。ロールスロイスやベントレー、マセラティなど並みいる高級ラグジュアリーブランドのクロスオーバーSUVに勝てるか?
繊細なピンストライプ風のフロントグリルがマイバッハの血統を伝える。ロールスロイスやベントレー、マセラティなど並みいる高級ラグジュアリーブランドのクロスオーバーSUVに勝てるか?

 メルセデスベンツのラグジュアリークラスのサブブランド、マイバッハの名を冠した最上級SUVがGLS600。

 搭載するパワーユニットは、558ps/74.4㎏mを発生する4L、V8ツインターボに48Vマイルドハイブリッドシステムの組み合わせだ。

 もちろんエアサスペンション仕様が標準となり、カメラや各種センサーで路面状況などをスキャンし、横Gや不快な振動を制御する「Eアクティブ ボディ コントロール」も用意した。48Vシステムによって各サスペンションを個別に制御する最新テクノロジーだ。

 また、ショーファードリブンとしての用途を考慮し、後席乗員の快適性を優先したドライブプログラムも用意。

 2速スタートやアイドリングストップOFF、加速マナーの穏やかな調整などにより、乗員に余計なGや振動を感じさせないスムーズなドライビングを実現。

 マイバッハ GLS 600 4マティックの着座位置は、Sクラスに比較して運転席で25cm、後席で28cm高い。それに加えてドアを開ければ電動のステップが登場するので、スマートかつスムーズに乗降することができる。

 圧巻なのはリアシートの快適性。GLSに比較して座席位置を120mm後方に移動することで、1103mmという広大なニールームを確保している。

 気になるお値段は2500万円級が予想される。乗車定員は4名が基本だが、オプションで5名仕様にもできる。

GLSと比較して座席位置を120mm後方に移動することで1103mmという広大なニールームを確保。助手席をショーファー用のポジションへ設定すれば最大1340mmまで足元空間が広がる。また43.5度までリクライニングするバックレストを備える
GLSと比較して座席位置を120mm後方に移動することで1103mmという広大なニールームを確保。助手席をショーファー用のポジションへ設定すれば最大1340mmまで足元空間が広がる。また43.5度までリクライニングするバックレストを備える

メルセデスベンツEQV:予想導入時期/2021年初夏

VクラスベースのピュアEV、EQV
VクラスベースのピュアEV、EQV

 欧州市場では2020年5月25日から受注が開始されたVクラスベースのピュアEV。

 搭載するバッテリーは実用容量90kWhのリチウムイオンで、1充電あたりの航続距離は417〜418㎞。

 モーター出力は204ps/36.9㎏mとなっている。現時点では充電規格の違いもあり、日本導入未定となっているが、導入される可能性は非常に高い。

ジープグラデュエーター:予想導入時期/2021年初夏

日本導入されれば人気が出そうなジープのピックアップトラック
日本導入されれば人気が出そうなジープのピックアップトラック

 全長5539×全幅1875㎜という堂々たるボディのジープ製ピックアップ。

 搭載するエンジンは285psを発生する3.6LのV6で、日本仕様は8速ATとの組み合わせが予想される。

 大型のピックアップというキャラクターも珍しく、かつてのハマーを感じさせる迫力だ。

オペル 3モデル:予想導入時期/2021年中

CセグメントのSUV、グランドランドX。プジョー3008やシトロエンC5エアクロスとの姉妹車となる。パワーユニットは1.2Lターボほか3種用意されていて、1.6Lターボのプラグインハイブリッドモデルもある
CセグメントのSUV、グランドランドX。プジョー3008やシトロエンC5エアクロスとの姉妹車となる。パワーユニットは1.2Lターボほか3種用意されていて、1.6Lターボのプラグインハイブリッドモデルもある
欧州でベストセラーモデルとして有名なコルサ。かつて日本ではヴィータの名前で販売されていた。現行は1.2L、1.2Lターボ、1.5Lディーゼル、そしてEVモデルも用意される
欧州でベストセラーモデルとして有名なコルサ。かつて日本ではヴィータの名前で販売されていた。現行は1.2L、1.2Lターボ、1.5Lディーゼル、そしてEVモデルも用意される
日本でも人気のルノーカングーのライバル車。シトロエンベルランゴとプジョーリフターの兄弟車種で使い勝手のいい両面スライドドアを持つ。パワーユニットは1.2Lターボと1.5Lディーゼル
日本でも人気のルノーカングーのライバル車。シトロエンベルランゴとプジョーリフターの兄弟車種で使い勝手のいい両面スライドドアを持つ。パワーユニットは1.2Lターボと1.5Lディーゼル

 ブランド設立から150年以上、自動車の製造を本格的に始めてから120年以上というドイツブランド、オペル。

 かつては日本でも正規ディーラーを通じてアストラやベクトラ、ティグラなど個性的なモデルを販売していたオペルだが、2006年に日本市場を撤退し、以後現在に至るまでオペル車の日本正規販売は行われなかった。

 そのオペルが2021年に再上陸する。Cセグメントに属するSUVのグランドランドX、ドイツ本国でもベストセラーとして知られるコルサ、多彩な機能が売りのコンボライフの3モデルを一気に投入する計画だ。

 また、オペルは2024年までに全モデルに電動化を投入すると計画しており、コルサのピュアEVやグランドランドXのPHEV版も随時国内に導入する予定だという。

 今回のオペルブランド日本再参入により、グループPSAは既存のプジョー/シトロエン/DSの3ブランドにオペルを加え、計4ブランドを日本国内で展開していくことになる。

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