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 現在、高い走行性能を特徴したコンパクトカーのスズキ「スイフト」。2000年に登場した初代モデルは、クロスオーバーSUVスタイルのコンパクトカーだった。

 現在のような2BOXスタイルのコンパクトカーとなったのは2004年に登場した2代目スイフトから。新プラットフォームそして欧州仕込みのサスペンションの味付けにより、走りの良いコンパクトカーとして人気を博した。

 特に2005年に登場したスイフトスポーツは、どの世代も手頃な価格で手に入るホットハッチとして若者にも人気でAT車よりMT車の販売台数が多いというレアなモデルとなっている。

 そして、4代目となる現行型スイフトは2016年12月、スイフトスポーツは2017年9月に登場。スイフトスポーツは1.4Lターボを搭載し、ボディも3ナンバーサイズとなるなど戦闘力をさらにアップさせているそこで、ここでは登場から約3年半が経過した標準車の「スイフト」に加えて、「スイフトスポーツ」の最新中古車事情を紹介する。

文/萩原文博
写真/SUZUKI、編集部

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■ベースがいいからこそ生まれたスイフトスポーツ

 2016年12月に登場した4代目にあたる「現行型スイフト」は、軽量化と高剛性を両立させた新プラットフォーム「ハーテクト」を採用。歴代スイフトが磨き続けていたハンドリング性能にさらに向上させている。

2016年12月登場の現行型スイフト。通算4代目のモデルとして、歴代初のターボエンジン車やハイブリッド車も設定。標準のスイフトの新車価格は、137万7200~214万600円となっている

 搭載されているパワートレーンはデビュー当初は1.2L直列4気筒DOHCエンジンをはじめ、1.2L直列4気筒マイルドハイブリッド、1L直列3気筒ターボの3種類を用意。さらに2017年7月にはJC08モード燃費32.0km/Lを実現した1.2L直列4ガソリンエンジン+モーターのハイブリッド車を追加している。

 そして同年9月にはスポーティモデルのスイフトスポーツが登場。新プラットフォームや新開発のサスペンション。そして1.4L直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載し、コンパクトカーとしてトップレベルの運動性能を実現している。

 現行型スイフト初の一部改良を行ったのが、2020年5月で、運転支援システムの拡充に加えて、標準車のスイフトのグレード構成を変更し、1Lターボ車が廃止されている。それでは最新の現行型スイフトの中古車事情を見てみよう。

新車価格は、スイフトスポーツの標準グレード(受注生産)は、6速MTが187万4400円、6速ATが194万5900円。受注生産でないモデルでも、201万7400~214万1700円となっている

■魅力の高年式車流入で中古車価格は横ばいに

 現在、現行型スイフト(スイフトスポーツ含む)の中古車の流通台数は約1380台で、そのうち約290台がスポーツとなっている。直近3カ月のピーク時だった2020年6月末には約1490台流通していたので、現在はわずかに減少傾向となっている。

 流通している中古車の平均走行距離は3カ月前が約9000kmで、現在は約8000kmと短くなっていて、この動きに連動するように平均価格も3カ月前の約123万円から約125万円へとわずかながら値上がり傾向となっている。

スイフトスポーツのインパネ。アクセントカラーの赤がスポーティさを際立たせる

 平均価格の推移を1年という長いスパンで見てみると、2019年10月の時点での現行型スイフトの中古車の平均価格は約136万円。年末年始に一旦、約130万円付近まで値落ちしたものの、3月の需要期には再び約135万円付近まで値上がり。需要期後の4月から7月までは値落ち傾向となっていたが、8月から緩やかながら値上がり傾向となっている。

 続いては年式による値動きを見てみよう。まずは標準車のスイフトから。2020年の一部改良前までの前期型の標準車で最も多い「1.2XG」の値動きを見てみると、流通台数は減少傾向となっているが、平均価格は約87万円でこの3カ月間横ばい。

 続いてはスイフトスポーツで最も流通台数が多い「スタンダードグレード」では、中古車の平均走行距離は直近3カ月で約4000kmから約9000kmへと倍増しているものの、平均価格は約166万円付近を横ばいで推移している。2020年5月の一部改良後の中古車は約55台とまだ少なめだが、その半数を占めているのがスイフトスポーツ。流通台数は右肩上がりで増加しているものの、平均価格は約189万円で横ばいとなっている。

スイフト/スイフトスポーツは、デュアルセンサーブレーキサポート(単眼カメラ+レーザーレーダー)を搭載。2020年5月の一部改良では後退時ブレーキサポートなども標準装備(MT車をのぞく)

 この結果、現行型スイフト/スイフトスポーツの中古車価格がわずかに値上がりしたのは高年式車が市場に流入したことによるものと結論づけられる。

 続いては中古車の価格帯を見てみる。標準車スイフトの中古車の価格帯は約45万~約196万円。一方のスイフトスポーツは約114万~約280万円で、まだ現行型スイフトスポーツで100万円以下の中古車はない。また標準車のスイフトではすでに約400台が100万円以下のプライスが付いているのだ。

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 そして現行型スイフトの中古車のグレード構成を見てみると、標準車で最も多いのが約200台の「1.2XG」。第2位が僅差の199台で「1.2XGリミテッド」が続き、そして第3位が「1.2XRリミテッド」の約93台となっている。ハイブリッド車や1Lターボ車の流通台数は少なめだ。

 一方のスイフトスポーツは、セーフティパッケージ装着車が約150台と最も多く、そのうち90台がMT車。次いで多いのが、スポーツの標準車で約137台。そのうち、約106台がMT車となっており、実に現行型スイフトスポーツの中古車のうち、約68.2%がMT車と高い比率を占めている。

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 販売店に問い合わせたところ、現行型スイフト/スイフトスポーツに目立ったトラブルは発生していないとのこと。中古車を購入する場合は、タイヤの減り具合やメンテナンスの頻度、スイフトスポーツはチューニングされている箇所のチェックを忘れないようにしたい。

 手軽な価格でなおかつMT車が多いスイフトスポーツ。流通台数も多いので、若者のMT入門車としては最適なクルマだ。

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