新型フェアレディZ降臨記念!「今、安東アナがMTで乗りたいスポーツモデル5選」

■安東氏激賞!! ロータスエリーゼのシフトフィールが世界一⁉

 さあ、最後は、手前味噌で申し訳ありません……ロータスエリーゼです。

 まず結論から言わせてください!このクルマのシフトフィールは間違いなく世界一です。

安東氏とロータス「エリーゼ」。言わずと知れた生粋のブリティッシュスポーツだ。そのロータスも欧州の電動化には勝てず、電動化の道を歩むようだ。そうなると最高のシフトフィールもなくなる?
安東氏とロータス「エリーゼ」。言わずと知れた生粋のブリティッシュスポーツだ。そのロータスも欧州の電動化には勝てず、電動化の道を歩むようだ。そうなると最高のシフトフィールもなくなる?

 それまで世界一だと信じて疑わなかったポルシェのシフトフィールを完全に置き去りにしてしまいました。フィール(感覚)を「置き去りにする」という表現は厳密に言うとアナウンサーとして間違えているのですが、まさに、その表現しか浮かばないのです。

車体軽量化のため、ベゼル以外シフト機構むき出しだ。かと言って無機質なカーボンパネルでもないところに英国スポーツカーのこだわりを感じる。これでシフトフィールが悪いわけがない
車体軽量化のため、ベゼル以外シフト機構むき出しだ。かと言って無機質なカーボンパネルでもないところに英国スポーツカーのこだわりを感じる。これでシフトフィールが悪いわけがない

 ある雑誌の取材でテスターとしてさまざまなMT車を乗り比べたのですが、ほかのクルマが、どうでもよくなってしまったのです。それほどの衝撃でした。

 MTはクラッチを踏んで1速、2速とシフトレバーを動かして各段のゲートに入れて行くのですが、その時の感触(シフトフィール)が私にとっては重要で、ほとんどのクルマはスコッ、とか、コクッっと表現され、フィールが悪いクルマは「ゴリッ」などと表現されることもあります。

 しかし、エリーゼは、カキン! とコツン! の間のような硬質な音。

 シフトレバーは長いのですがシフトチェンジする際の移動距離は短いという、ほかにはない感覚なのです。

 シフトレバーの根元はむき出しで動きは丸見え。これがまたタマリません。904kgとスイフトスポーツより軽い車体220psのエンジンがちょうどよく、ガスペダルを踏んだ量だけ忠実に加速してペダルを戻すと、その分、減速もしてくれる。まさに思うがままに操れるとは、このことです。

  また、熱くなってしまいましたが、私の選ぶMT車5選、如何でしょうか?

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