■対比例5:車両本体価格350万円前後
平成4年5月:日産フェアレディZ 300ZX Tバールーフ5MT/4AT(345.0〜360.0万円)
・発売開始:1989年7月
・エンジン:V型6気筒DOHC
・排気量:2960cc
・最高出力/最大トルク:230ps/27.8kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4310×1790×1250mm
・中古車の平均価格:206.9万円(全グレード平均)
バブル絶頂期にデビューした4代目フェアレディZ。3リッターツインターボおよびノンターボのエンジン、2シーターおよび2by2のボディバリエーション、そしてノーマルルーフとTバールーフ(コンバーチブルも追加)。いずれも非常にまとまったデザインが魅力。
令和4年5月:マツダロードスターRS 6MT(333万4100円)
・発売開始:2015年5月
・エンジン:直列4気筒DOHC
・排気量:1496cc
・最高出力/最大トルク:132ps/15.5kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):3920×1740×1240mm
・中古車の平均価格:307.4万円(全グレード平均)
2015年にデビューした4代目ロードスターはND型と呼ばれる。エンジンは1.5リッターと2リッターの2本立て。ボディはソフトトップとリトラクタブルハードトップモデルのRFの2種を用意。
■対比例6:車両本体価格400万円前後
平成4年5月:三菱GTOツインターボ 5MT(404万円)
・発売開始:1990年10月
・エンジン:V型6気筒DOHCツインターボ
・排気量:2972cc
・最高出力/最大トルク:280ps/42.5kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4570×1840×1290mm
・中古車の平均価格:229万円(全グレード平均)
各自動車メーカーが「280ps自主規制」のスポーツカーを発売していた次期、三菱が世に放ったモデルがGTO。3リッターツインターボおよびノンターボのエンジンに4WD機構が組み合わされた全天候型のスポーツクーペだ。
令和4年5月:マツダロードスターRF RS 6MT(390万円)
・発売開始:2016年12月
・エンジン:直列4気筒DOHC
・排気量:1997cc
・最高出力/最大トルク:184ps/20.9kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):3920×1740×1250mm
・中古車の平均価格:373万円(全グレード平均)
現行ロードスターの発売から遅れること約1年半後に追加されたリトラクタブルハードトップモデル。クローズ時のシルエットの美しさにもこだわって開発されたという。
■対比例7:車両本体価格450万円前後
平成4年5月:日産スカイラインGT-R(451万円)
・発売開始:1991年8月
・エンジン:直列6気筒DOHCツインターボ
・排気量:2568cc
・最高出力/最大トルク:280ps/36kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4550×1760×1340mm
・中古車の平均価格:709.2万円(全グレード平均)
いまや当時の新車価格をはるかに上回る相場で取り引きされている「アールサンニィGT-R」。91年から93年まで4シーズン全29戦をすべて優勝するという前人未踏の記録はもはや伝説の域に。
令和4年5月:トヨタGRヤリスRZハイパフォーマンス(456万円)
・発売開始:2020年9月
・エンジン:直列3気筒DOHCターボ
・排気量:1618cc
・最高出力/最大トルク:272ps/37.7kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):3995×1805×1455mm
・中古車の平均価格:500.1万円(全グレード平均)
マスタードライバー・モリゾウこと豊田彰男社長が「トヨタのスポーツカーを取り戻したい」という想いのもと、「モータースポーツ用の車両を市販化する」という逆転の発想で開発されたヤリスのスペシャルモデル。
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