取説読んでますか? 知ってるつもりでも…間違った使い方をしがちな装備はてんこ盛り!

イモビライザーの誤動作を防ぐには?

知ってるつもりでも…取説読んでますか? 間違った使い方をしがちな装備
立体駐車場での振動によってイモビライザーが作動してしまうケースもある。こうした施設に駐車する場合、振動検知を解除しておくのがお薦めだ

 大切な愛車を盗難者から守ってくれるのが、イモビライザーをはじめとする盗難防止装置だ。誰かが外側からクルマを動かそうとしたり、あらかじめ登録されているキー以外でエンジンをかけようとしたりすると、警告音が鳴り響いてオーナーや周囲にそれを知らせるのがイモビライザー。

 今や高級車だけでなく大衆車や軽自動車でもメジャーなイモビライザーだが、まれに誤動作によって警告音が鳴り出してしまうケースもある。

 停車中のクルマに歩行者が誤って触れた、または立体式駐車場などの振動をセンサーが検知した、あるいはイモビライザーと連動しているキーの電池切れなどによる誤動作が考えられるが、あきらかな誤動作だとわかっている場合には、オーナーが速やかに解除操作を行わなくてはならない。

 イモビライザーの解除にはさまざまな方法があるが、代表的なのはドアロックの開錠や、正常なキーでのエンジン始動など。派手な警告音でもパニックにならず、冷静な操作が要求される。

 もちろん、イモビライザーの取り扱いに関しても取説にはきちんと記載されている。立体駐車場に停める際には振動検知を解除しておくこともできるので、これらを頭の中に入れておくとよい。

 各自動車メーカーでは、各車の取り扱い説明書を自社のウェブサイトにアップしているケースも多い。いざというとき備えて、これら説明書をすぐにスマホなどから読めるようにしておくのもひとつのアイデアだ。

 取説をしっかり読んで、クルマの基本的な取り扱いを知っておくのはオーナーの義務とも言える。この機会にもう一度取説に目を通しておくのはいかがだろうか?

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