スピード違反ともおさらば!! スマホの「探知機アプリ」最新事情! 意外なレーダー探知機との違いって???

スマホアプリの注意点

 ここまで聞くといいことづくめ(実際便利)に聞こえるが何よりもスマホを使っていることで注意しなければならない点がある。

 特にスマホ自体は精密機器で、もともとクルマの中で使うのには環境的には厳しい。そして同時に2つのアプリを動かすことから、

1.バッテリーの消耗が早い
2.本体の発熱量が増す
3.アプリによっては案内(特に音声)がゴチャゴチャしてわかりづらい

 などのデメリットも発生する。

 特に昨今のスマホは高性能化が進み、本体内のCPUやバッテリー自体の発熱も多い。アプリ会社によっては注意を促しているものもある。

 アプリ自体は前述したように多種多様で有償/無償もある。まずは無償で使い、広告表示などがうざかったり、機能が物足りなければ有償、アプリによっては1カ月無料というものもあるので判断して選ぶといいだろう。

お薦めの取り締まり関連アプリ3選

●オービスガイド

Android13.0以降、iOS12.0以降。広告付き無料版、通常版(買い切り版:480円)※プラスしてプレミアムコース:月額120円(OSにより仕様が異なる)
Android13.0以降、iOS12.0以降。広告付き無料版、通常版(買い切り版:480円)※プラスしてプレミアムコース:月額120円(OSにより仕様が異なる)

 全国1000カ所以上のポイントを実地調査し実在するオービスのみを登録するなど膨大なデータベースを持つ専用アプリ。WEBブラウザ上でも同様の情報を確認することができる。

 とにかくこのアプリが優れているのはユーザーからの情報投稿が頻繁に行われている点、筆者も過去投稿したがしっかり反映されており、レベルが高い。買い切り版でも充分だがフル機能を使いこなすのであれば、月額120円はむしろお得と言える内容である。

●交通違反撲滅委員会EXECUTIVE

Android4.1以降(360円:買い切り) iOS/iPadOS9.0以降(400円:買い切り)
Android4.1以降(360円:買い切り) iOS/iPadOS9.0以降(400円:買い切り)

 周辺に存在する取り締まり情報をわかりやすいアイコンで表示するアプリ。データ更新機能やユーザーの投稿機能もあり、有料道路では交通規制情報も教えてくれる。ナビ機能もあるが、あくまでも簡易型だ。

 過去の移動式オービス情報の表示も対応するなどアップデートは確実に行われている。ユーザーは「委員」と呼ばれ、取り締まり情報を報告することでランクが上がる昇格システムも面白い。最終目標は「統合幕僚委員長」である。

●カーナビタイム

Android 8.0以降(700円:月額コース他) iOS/iPadOS15.0以降(700円:月額コース他)
Android 8.0以降(700円:月額コース他) iOS/iPadOS15.0以降(700円:月額コース他)

 高性能カーナビだけでなく、ドライブレコーダー機能も搭載するスーパーアプリ。CarPlay、Android Autoにも対応するなど、日々進化しているはさすがのひと言。

 専用アプリのような詳細データはないが、スポットアイコン機能の中に「オービス」と「速度違反取締」があるのでこれにチェックを入れればドライブ中の安全運転の手助けになる。性能は申しぶんないが、唯一の弱点は料金プランが多すぎてユーザーが悩むことだ。

カーナビの老舗のパイオニア参入!

COCCHiのナビ画面、オービスはパイオニアのカーナビ同様、「ネズミ」が表示されるのでわかりやすい
COCCHiのナビ画面、オービスはパイオニアのカーナビ同様、「ネズミ」が表示されるのでわかりやすい

 カロッツェリアの高性能ナビ能力をスマホでも使いこなせるのが「COCCHi(コッチ)」だ。同社のリアルタイム予測・情報データなどを活用することで目的地まで正確に案内することはもちろん、Android AutoやCarplayにも対応。

 オービス情報に関しては月額350円の有償プランが必要となるが、オービスが設置されている場所に接近すると地図と音声ガイダンスで案内、データ更新も年1回行われる。

 アプリのアップデートは頻繁に行われており、最近では2023年12月18日に案内音声を人間の発話に近い「ニューラル音声」に対応させた。現状ではスマホ単体での横画面には対応していないが、いずれ改善されるだろう。

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