定番のBMW、新進のアルファロメロをGT-R開発マイスターはどう見たか?

■取材を終えて……

 今回の取材で印象的だったのは、SUVのリアシートの在り方についてである。ステルヴィオもX3も、車体サイズは大きく、スペース的には後席の居住性に不満はまったくない。

 しかし、両車ともに後席の、特に座面クッションが薄く、硬く、座り心地がよくない点を水野さんは後席に乗り込むやいなや指摘したのだった。

 水野さんの見解では、後席を前倒させて荷室とした際に、フロアがなるべくフラットになるようにすると、座面クッションを薄くせざるを得ないのだろう、ということ。

 本来、後席に座る人のことを考えれば、シートはとても重要なものである。まずは乗員の快適性、安全性をしっかりと確保した上で荷室の使い勝手も高めていく工夫をしてほしいということを取材中、水野さんが強く訴えていた。

人気のSUVだけに、さらなる緻密なクルマ作りをしてほしいと、水野さん

◎ベストカーwebの『LINE@』がはじまりました!
(タッチ・クリックすると、スマホの方はLINEアプリが開きます)

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

あのトヨタスターレットが再び公道に舞い降りる!? 日産×ホンダ協業分析など新社会人も楽しめるゾ「ベストカー5月10日号」

あのトヨタスターレットが再び公道に舞い降りる!? 日産×ホンダ協業分析など新社会人も楽しめるゾ「ベストカー5月10日号」

トヨタの韋駄天が覚醒する! 6代目NEWスターレットのSCOOP情報をはじめ、BC的らしく高級車を大解剖。さらに日産・ホンダの協業分析、そして日向坂46の富田鈴花さんがベストカーに登場! 新社会人もベテランビジネスマンまで、誰もが楽しめるベストカー5月10日号、好評発売中!