ベストカー本誌の過去記事から名企画・歴史的記事をご紹介する「ベストカーアーカイブ」。今回は2013年10月に行われたルノールーテシアRS(ルノー・スポール)試乗の様子をプレイバック!(本稿は「ベストカー」2013年12月10日号に掲載した記事の再録版となります)
文:編集部/写真:小宮岩男
■運転することが楽しい! フレンチホットハッチの魅力
特徴的なフロントマスクが魅力の新型ルーテシアに、走りを極めたルノー・スポール(RS)が加わった。
いやいや、これが楽しいのなんのって!! 欧州ホットハッチの魅力ここにあり、という走りのテイストをたっぷりと味わった。
ルノーワークスともいえるルノー・スポールが開発を担当。
搭載されるエンジンは1.6Lターボで最高出力200ps、最大トルク24.5kgmを発揮する。トランスミッションはEDCと呼ばれる、デュアルクラッチタイプの2ペダルAMT。
エンジンはあたかも2.5LクラスのNAのように低い回転からトルクがドンと立ち上がりレスポンスにも優れて気持ちいい。
昔のドッカンターボではなく、スムーズなNAライクなフィーリングなんだけど、高回転ではターボらしいパンチも味わえる。
しかしながら、このクルマの魅力はハンドリング。
ドライバーの気持ちに忠実というか、狙ったラインにスッとのせられるコントロール性。ターンインのステア操作でスッとノーズを切り込んだら、あとはアクセルワークで自在にラインを制御できるのだ。
速度の乗るコーナーでほぼフルバンク近くロールしている場面でも、路面のギャップを受け止めて、さらにサスが吸収するのは、バンプラバーに代わる「ハイドロリック・コンプレッション・コントロール」のおかげ。
フルバンプによる底付きをセカンダリーダンパーで逃がしてやるという考え方。いやぁ、箱根を走るのが楽しくなる!!
【画像ギャラリー】楽しーんだな、これが!!! 走りを極めたフレンチホットハッチの魅力爆発! ルノールーテシアRS試乗プレイバック(5枚)画像ギャラリー■ルノー ルーテシアRS(ルノー・スポール)主要諸元
・全長:4105mm
・全幅:1750mm
・全高:1435mm
・ホイールベース:2600mm
・車重:1280kg
・エンジン:直列4気筒DOHCターボ、1618cc
・最高出力:200ps/6000rpm
・最大トルク:24.5kgm/1750rpm
・トランスミッション:6速・EDC
・タイヤサイズ:205/45R18
・価格:309万円
(写真、内容はすべて『ベストカー』本誌掲載時のものですが、必要に応じて注釈等を加えている場合があります)
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