ボルボXC40のマイルドHV仕様試乗 世界のトップミドルSUVはどう進化した?

■挙動に気になる部分も

 実際乗ってみると、マイルドハイブリッド化による差異はわからない。発進時にISGがスッとトルクアシストしているのだろうが、それをドライバーに意識させることはない。自然なフィールだ。

 もっとも、アイドリングストップからの再始動時、ISGで“クンッ”とスムーズに動き出すのは大きなメリット。

R-Design専用のヌバック/ナッパレザーのコンビシート。カーナビは最廉価モデル以外では標準装備となる
R-Design専用のヌバック/ナッパレザーのコンビシート。カーナビは最廉価モデル以外では標準装備となる

 今回試乗したのはハイパワー仕様のB5だったのだが、アクセルオンでのトルク変動がちょっと大きく、ピッチング挙動が気になった。

 アクセル操作をより緻密に気を付ければいいのだが、その点ではB4のほうがスムーズ。

縦型モニターはカーナビ使用時に進行方向側が大きく見やすい。後席はゆったり余裕の居住性だ
縦型モニターはカーナビ使用時に進行方向側が大きく見やすい。後席はゆったり余裕の居住性だ
前席
前席
後席
後席

 トルクがバンと立ち上がるのはISGのアシストによるものというより、エンジンの特性によるものだろう。

 ブレーキはバイワイヤーを採用しているが、タッチや利きに違和感はない。このあたり、PHEVのT5より自然な感覚で好ましい。

ラインナップと価格
ラインナップと価格
ボルボXC40の主要諸元
ボルボXC40の主要諸元

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