レクサスLSビッグマイナーチェンジ/2020年11月頃デビュー予定
最上級サルーンのLSもISと同様な大幅改良を施す。LSが登場したのは2017年10月だから約3年目でのビッグマイナーチェンジとなる。内外装のデザイン変更、よりスタイリッシュなボディシェルを採用しクオリティアップを図る。
また安心パッケージの「レクサスセーフティセンスプラス」は最高レベルに進化させたデバイスを標準装備する。ハンズフリーの自動運転支援装置も標準装備車を設定するものと思われる。
さらに2021年10月頃には、ハイパフォーマンスモデルの「F」が加わる。これまで「F」モデルは5L、V8NAエンジンを搭載していたが、このLS Fは4L、V8ツインターボを搭載、670ps/66.3kgmを発生するというから期待できる。価格は2000万円超えと予想される。
新型CT200h/2021年12月頃デビュー予定
2011年1月にデビューした現行CT200hはトヨタブランドのプリウスをベースにしているが、よりハイクオリティ化を図る。
格の違いを明確にするため、次期型ではパワーユニットをプリウス用の1.8Lから「UX250h」と同じ2Lハイブリッドに切り替え、「CT250h」の名称で世代交代する見込みである。
プラットフォームはGA-Cとなり、内外観を一新、最新のレクサスデザインが採用される。
レクサスLX/2020年冬~2021年春頃デビュー予定
トヨタはSUVのハリアーとランドクルーザー300を2020年6~8月頃にフルモデルチェンジする予定である。世代交代するので新開発プラットフォーム「TNGA」を採用する。
それに伴い、ランドクルーザー300のレクサス版LXも2020年冬~2021年春頃登場するはずである。
今後のモデル展開はどうなるのか。GSのモデル廃止に見られるようにセダンはプラットフォームがFR用ではラグジュアリークラスに1本化され、あとはESのようにFF仕立てになり、全体としてはセダンのラインナップは縮小する方向にある。
これに代わるジャンルはミニバン、ステーションワゴン、5ドアハッチバックなどである。つまりトヨタブランドのプレミアムバージョンを拡大していくのが基本戦略といえる。
新規のラグジュアリーSUV レクサスLF/2021年6月頃デビュー予定
ベントレーやロールスロイス、マセラティ、アルファロメオ、ランボルギーニなど、今世界の高級車ブランドが続々と投入しているのが豪華で贅沢なSUV。
このクラスにレクサスが投入するラグジュアリーSUVがLFで、2018年1月のデトロイトショーで公開されたLF-1リミットレスの市販型となる。
LF-1リミットレスは全長5014×全幅1986×全高1605mm、ホイールベース2974mmだったが、市販モデルは全長5005×全幅1980×全高1595mm、ホイールベース2990mm程度になると予想する。
プラットフォームはLC、LSと同じくTNGAコンセプトのレクサス版、GA-Lプラットフォームを採用。注目されるパワートレーンはLSと同じV6、3.5Lハイブリッドに加え、「F仕様」専用のV8、4Lツインターボを設定する。トランスミッションはハイブリッドが電気式無段変速、4Lツインターボには10速ATが組み合わされる。
予想デビュー時期は2021年6月頃。駆動方式は4WDのみで、予想価格は1350万~1800万円。発売されれば国産車最高級SUVとなるわけで、レクサスはこれで、ポルシェカイエンやランボルギーニウルスほか、世界の名だたるラグジュアリーSUVに斬り込むことになる。
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