元暴走王小川直也がくるり1回転! 86でドリフト特訓@トヨタ・モビリタ


 オ~す! 元暴走王の小川だ。

 富士スピードウェイにあるトヨタ交通安全センター・モビリタに行って来た。「ちょこっとモビリタ」という約30分間先代86のATを使って滑りやすい路面を運転するプログラムを体験してきたが、最初は滑る路面に手を焼いて、ほとんど投げられた経験のない俺も隅落(すみおとし)をくらったように泡をくったぜ。華麗なドリフトを決めてやると思っていたのに、ちきしょう!

文/小川直也、編集部
写真/池之平昌信

【画像ギャラリー】これは…つらい……運転の実力が丸裸!! 解析されることで「走り」がレベルアップ!! …を画像でチェック(13枚)画像ギャラリー

■クラウンを全損させた苦い思い出

 

 オレが体験したのは、「走行データ計測プログラム」といって、(1)車載映像、(2)走行データ、(3)G-Gダイアグラムの3つを使って運転のスキルを丸裸にして見せるというもの。各種データをその場で解析し、その場でインストラクターがアドバイスをくれる。時間にして約30分、料金も3300円(税込、ただし富士スピードウェイ入場料が別途必要)とリーズナブルだ。

 コースは雪道を模した1周約500mのワインディング低ミュー路をVSCオンとVSCオフで走ることができる。

 雪道といえばオレにとっての最初の愛車、30万円くらいで買ったボロボロの6代目のクラウン2ドアハードトップの思い出が痺れるぜ!

 免許取り立てだった俺は、雪道で多分路面が凍っていたんだろうな!? 交差点からガブッとアクセルを踏んだとたん、くるりんとクラウンは大スピン。感覚的には1回転半くらいして路駐していたクルマにぶつかり、ドカン、ガシャンで大破、いきなり全損にしちまった。あれ以来どうも雪道は苦手で、トラウマになっている。

 そんな臆病風を吹き飛ばすべく、レーシングスーツならぬ柔道衣、レーシンググローブの代わりに格闘技用のグローブ、そしておろしたてのレーシングシューズといういでたちで己に気合を入れた。クルマは先代86のAT後期型。まずはVSCオンのままシートレールをいっぱいに下げ、スタートした。

滑るなら滑ってみろ! いつしか小川直也は格闘家の真剣モードに変わっていった

 スピードを出せるところは出して自由に走っていいというので、感触を確かめながら、ゆっくり目に走って終了。続いてVSCオフ。センターコンソールにあるTRCオフボタンを3秒以上長押しすると、TRCもVSCも切れるといい、よし、これで86と俺の真剣勝負が始まるんだと、パンパンと顔を張って気合を入れた。

■いきなり墨落を食らったようにスピン!

 おっしゃ~、スタートしてぐいぐい加速し、左コーナーから深めの右コーナーに入った瞬間、隅落を食らったような衝撃を受けた! クルマのリアが滑り、カウンターを当てたつもりだが、スピンは止まらずシートに俺の身体がグッと押し付けられた。柔道なら、鮮やかな1本! というやつだ。そこからオレは少しムキになったのかもしれない!!

「さあ来い、滑るなら滑ろ! きっちりドリフトでいなしてやるぜ」。

 しかし、気持ちが焦るばかりで、86は右に左に暴れ、大きくコースを外れ、ヤバいと思ったらまたしてもスピン。「オーマイガー! おいおい、止まってくれ~」。ポイントをさんざん取られた挙句、またしても1本を取られたようでショックに打ちひしがれた。

まさかの隅落(すみおとし)を食らったように苦悶の表情を浮かべる

 ただ、2本取られてからのオレは少し冷静になり、ゆっくりとステアリングを切り、アクセルもじわっと踏むようにした。すると、コースオフも収まってきたが、ドリフトを決めるまでには至らず、試乗終了。

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